2009年8月24日月曜日

青二才

先日、バイトをしている阿佐ヶ谷の飲食店のマネージャーと料理長が辞めることになり、
その日にスタッフで飲みにいきました。


お店は、阿佐ヶ谷にある青二才


前回の飲みでも使ったお店なんですが、すっごくいいんですbbb


駅からはきも~ち歩きますが、お洒落だし、お酒の種類も多いし、とにかく、サービスがすごい☆


1階と2階があって、1階は「バー」の雰囲気で、2階は「家」のイメージなんですけど、


2階には店員さんはいないのに、(おそらくカメラか何かがあって)絶妙なタイミングでオーダーを取りにきたり、お皿を下げにきてくれるんですね。


この間は、一緒にいた人達がたばこを吸っていたんですが、たばこがなくなり、買いにいってこようかな、みたいなところで店員さんがやってきて、ポケットからその人達の吸ってる銘柄をサッと出したんです。かっこよかったですね。


・・・なので、阿佐ヶ谷住民の方は特に!行ってみてください!オススメです☆

(落ち着きたい人は、2階の方がいいと思います!2階は木造の家を改造して作られた、「ソファ」の空間です。ウルトラマンとダダもいます。)



2009年8月11日火曜日

極上のおもてなし



林田正光さんという元ホテリエの方が書かれていて、本の中でも林田さんが働かれた藤田観光やリッツのお話がたくさん出てきます。




「おもてなし」という言葉が「ホスピタリティ」という言葉と同等の意味で幅広く使われるようになった今、この「おもてなし」はホテルやサービス業以外でも、日常の人間関係にも使える知識・スキルだと思います。




「おもてなし」の心を持つことで、仕事や立場に関係なくより豊かな人間関係を築ける!というのがこの本でも言われています。中でもおもしろいと思ったことを7つピックアップしたいと思います。


1.相手を家族の一員と思って接する

→これは、正しく私が考えていたものです!「伝説のホテルマン」と同じ考えを持っていたことに感動しましたw 私が考える究極のホスピタリティとは、「その人の母親になること」です。(他の母親を知らないので一概には言えませんが)私の母は本当によく気がきく人です。娘の私が好きなものや、次しようとしている・考えていることなど、本当によくわかっています。そして、節々に思いやりが感じられる。私からお願いをする前に、そのニーズを知っていて、用意しておいてくれる。…私が喜ぶことや、行動特性を知っていて、それを先回りしてやってくれるんですよね。もちろん、それは親子として長い関係があるからこそなんですけど、そういう母親にはやはり信頼や敬意が持てます。お客さんからしても、同じことがいえるのではないでしょうか。ただ、ビジネスとしてホスピタリティを考えたときには、親子の間の距離感では少し近すぎるとも思います。相手との間の、程よく気持ちの良い距離感・緊張感がビジネスシーンには必要でしょう。



2. 人に会うときは手土産を!

→これは高価なものではなく、センスで勝負するべきらしいです。値段が安くても、その分ラッピングに気を配ってみたり、メッセージカードを添えてみたり。つまり、相手のことをよく考えて用意するのが大切。あと、手土産を渡したあとの相手の行動を想像するのも大事です。会った後に、相手が会社に一度戻ったりするなら、大きすぎないもの、かつ、職場の人で分けられうようなものはとても気が利いていていいですよね。さらに、日本人がよく言いがちな「つまらないもの」というのも良い表現ではないそう。確かに謙遜の姿勢は大切だけれども、本当に「つまらないもの」を大切な相手に渡すのは本来失礼ですよね。こういうときに旬の取り寄せものとか、あまり人が知らないようなお店のおいしいお菓子とか、センスの良いものをプレゼントできる人になりたいです。そのためには、常に興味のアンテナを張っておかなければいけませんね。「山の上ホテル物語」という本の中で描かれている山の上ホテルの創業者、吉田俊男さんは、「誰も知らない良い品」を探すことをいつも怠らなかったといわれています。周りから見て「デキル」人というのはきっと影でそういた努力をしているはずですよね。


ちなみに、たった今テレビでやっている日本旅行のカリスマ添乗員も百貨店に通っているらしいですw そこで新しい・旬な食材とか、グッズの情報を集めているんですね。



3.人脈カードを作る

→仕事でもプライベートでも、知り合った人一人に対し一枚この人脈カードを作り、その人の情報をどんな些細なことでも記録しておくそうです。たとえば、初めて会ってから1年後にもう一度その人に会うことになった時、普通だったら話した内容やその人のことを忘れてしまいがちですが、久し振りに会う前にその人の情報について「復習」が出来るわけですね。こんなカードを作らなくても、頭に入れるのが本来理想的なのかもしれませんが、人間どうしても忘れてしまうもの。今は携帯とか便利な機械もあるので、そういうものを駆使すれば、人との関係をうまく築いていくことに役立つかも。交流パーティとか、仕事上で多くの人と会うような機会が増えたとき、力を発揮してくれそうです。



4.グルメの会、パーティでおもてなしをする

→今、交流会にすごく興味があるんです!実は、私が今アルバイトをしている留学サポート会社でのボスがホームパーティを副業としていてw 彼曰く、"Help the people, make the money, have the fun"という彼の仕事に関する価値観に最もマッチするのがこの副業だそうw この前、パーティのお手伝いを少しして、おもしろかったんです。全く知らない、つながりもない人に出会って、そこから人脈が広がっていくのって、すごいと思う。就職活動をしていて、「人脈は力だ」と実感したので、広げたいな。そして、パーティのホストをする、というのはおもてなしをする練習にもなります。内容によっては、利益も出ますw 私のボスを見ていると、本当に良いビジネスですw でも、やっぱりお客さんに多く来てもらうには、内容やスタイルがとても大事。ただ普通のパーティをするのではなくて、良いパーティ、お客さんに喜んでもらえるパーティをするには、それだけ努力が必要なんです。



5.人を立てる

人を褒める、というのも一つです。相手との間に良い関係を築くには、相手の良いところに目をつけることも大事。

私がこの本の中で「人を立てる」エピソードとして感動したのは、自分が入院しているときに、部下が病院の方々に差し入れ(ホテルのシェフの豪華な料理!)をして喜んでもらい面目を施すことができた、というものでした。人との関係というのは、自分と相手、二極の間にしか存在しないものではないのです。自分も相手もたくさんの人に囲まれて生きています。時にその相手の周囲の人に対しておもてなしをすることで、相手を立てることにもなる。それが伝わってきました。よく、旦那さんが家に連れてきた職場の上司や同僚に対して、奥さんが料理をふるまい喜んでもらうのも、間接的に旦那さんを立てていることになりますよね。「おもてなし」の力は本当にすごいと思います。



6.家族をおもてなしする

家族というのは、多くの人にとって一番大切な存在だと思います。そして、生活の基盤であるはず。その基盤が円満であれば、外での活動も思いっきりできるのでないでしょうか。だからこそ、家族へのおもてなしが大事なんだそうです。たとえば月に一回、「家族デー」のようなものを作って、家族で外食したり、何か特別なことをする日を作ってもいいですよね。日本人はシャイなので、普段から感謝の気持ちを伝えることが上手ではないですが、それを伝える良い機会になるかもしれません。また、どうしても自分の家族を卑下してしまいがちですが、それもよくないそうです。私も典型的日本人なのですがw、今から心がけてみたいと思います。



7.おもてなしには健康が必要

おもてなしには、4つの健康が必要だと林田さんはいいます。それは、心、体、経済、周囲の人々の健康だそうです。これは本当にそのとおりだと思います。自分のことを大切に出来る人こそが、人のことも大切にできるのです。人を喜ばせるにはこの4つが必要ですね。特に就職活動中、心が病んでいたり、最近体調を崩したり・・・不健康なことを経験したからこそ、わかります。4つの健康を守るための努力をしたいですね。


他にもポイントはいくつかありましたが、結局は「人のことをどれだけ思いやれるか」なのだと思います。そして、その思いやりの心をどういう形で外に出していくか。これは、ホテルとか特定の仕事に必要なスキルではなくて、日常生活の中の人間関係で使えるスキルだと思います。

今日から意識してみることで、自分を取り囲む環境が変わるかもしれませんね。





2009年8月2日日曜日

就活終わりました

数週間前の話になりますが、就職活動を終えました。

念願の、ホテルでのお仕事です。しかも、憧れの外資ホテルで、志望する職種で。



本当にここまでやってきてよかった。

そして、ここまでこれたのは、自分一人の力じゃなかったと強く実感します。



本当にいろんな人や物事に対して感謝です。この気持ちをいつまでも忘れずにいたいですね。

思えば、たくさんのことが今の自分につながってる。
大学入って、夢だった留学をして、そこで、いろんな人に出会って。帰国してからも人に出会い、そしてチャンスをもらってきた。それがあったから今の自分の夢があって、こうやって内定をいただくことができたと思う。意味のないことなんてないんだと思う。



内定を頂いた報告を数名の方にさせていただいたのですが、その中に私が尊敬するHさんというホテリエがいます。この方は、私が昨年の秋に他大のセミナーを受講していたときにお会いした方で、当時私はその方が勤めているホテル会社(ちなみに誰もが泊まりたいと思うホテルですw)に行きたかったので、がっつきましたw 大学の後輩でもないのにOB訪問をさせていただき、会社や業界について熱く語っていただきました。こんな学生にも本気で話してくれたのがすごくうれしかったのを覚えています。

そんなHさんから返事をいただき、またその返事が素敵なんです!!
私のホテルグループもHさんがお勤めのホテルと同地区にプロパティを持っていて、勤務地によってはライバル?なんですね。でも今の時代辛いのはみんな同じ、頑張りましょう、って。

そして、Hさんがホテリエになった時の上司に言われた「いつでも『めげない』こと」を教えていただきました。今まで目標にしていたホテリエの先輩に少し近づけた気がして、すごくうれしい。

次に会うときには、同等というか、同業者として成長した姿で会いたいな。


私もHさんみたいに学生に(良い)影響を与えられる社会人になりたい、と思ったのでした。


学生生活は残すところ半年少しですが、思いっきり遊ぼう!!
人事本部長曰く、「たくさんの思い出を作れ。その一つ一つが世界に通じるホテリエの糧になる。」と。

とにかく、夏休みはできるだけ多くの「やりたいこと」を実行します!